吹付法枠工

◆工法の概要

 - [1/7]

構造概念図

 吹付枠工には、表層風化防止、岩盤剥離防止、表層崩壊防止などのほか、緑化基礎工としての機能があります。 また、グラウンドアンカー工の支承構造物として使用される場合もあります。

 吹付枠工は亀裂の多い岩盤法面をはじめ、将来風化により安定性に問題が生じる箇所や弱面、不安定部分を有する法面、長大法面や早期に保護する必要のある法面に多く用いられます。 吹付により枠を造成するので、施工性や密着性に優れ、凹凸のある法面でも地山に沿って設置できるなど、法面の状況や想定される崩壊規模に応じて枠の形状や寸法を選択できます。

 また、グラウンドアンカー工や鉄筋挿入工(地山補強土工)との併用などにより、多様な現場条件に対応できます。

◆施行例

 - [2/7]

□300-2,000*2,000枠内植生基材吹付工
急傾斜工事


 - [3/7]

□300-2,000*2,000枠内植生基材吹付工
急傾斜工事


 - [4/7]

□300-2,000*2,000枠内植生基材吹付工
林道開設工事

 - [5/7]

□300-2,000*2,000鉄筋挿入工併用 
災害復旧工事


 - [6/7]

□300-2,000*2,000枠内植物誘導工
治山工事


 - [7/7]

□300-2,000*2,000グラウンドアンカー併用
道路災害復旧工事