落石防護網工(覆式・ポケット式)

◆工法の概要

 落石による災害の発生を未然に防止するために、発生した落石を待ち受けてその運動を止めたり、通行車両等に落石が当たらないように下方又は側方へ誘導したりするための落石防護工です。

 落石防護網工は、覆式落石防護網工とポケット式落石防護網工の2つに大別できます。

●ポケット式落石防護網工

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ポケット式落石防止網工
道路災害防除工事

 ポケット式落石防護網は、金網、吊ロープ、支柱、ワイヤロープ等を使用して崖の斜面を覆とともに、一本支柱により最上部に開口部を設けて、網上方からの落石も捕捉しする待ち受け的工法です。 捕捉された落石は、衝突により落石運動エネルギーを吸収されながら、下方へ誘導されます。

●覆式落石防護網工

 結合力を失った浮石や転石を金網と地山の摩擦や金網の張力を利用して拘束するもので、落石予防工に準じた機能を持ち、落石による事故を防止します。

◆構造概要図

●ポケット式落石防護網工

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●覆式落石防護網工

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◆施工手順フロー

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◆施行例

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ポケット式落石防護網工
ダム管理道落石対策工事

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ポケット式落石防護網工
道路災害防除工事