植生基材吹付工:NGM緑化工Ⅰ型

◆工法の概要

 - [1/5]

標準断面図

 植生基材吹付工(NGM緑化工Ⅰ型)は、法面勾配1:0.5より緩勾配で、土壌硬度23㎜以上の硬盤層や、逆に浸食を受けやすい土砂、崖錐、軟岩から硬岩、特殊条件では既設のモルタル吹付面に対して、比較的厚い植生基盤の造成により生育条件を整え、緑化をおこなう工法です。植物が生育した法面では、風化浸食が低減されるほか、生態系の保全・回復、周辺環境との調和が図れます。

 施工方法は、モルタル吹付機・空気圧縮機を用い、緑化基盤材(プラスコンポ)・化成肥料(高度化成・緩効性肥料)・接合材・種子などを混練した潜在肥料分の高い材料を高圧で法面に吹付けるので、造成基盤強度が高く(対降雨強度10~100㎜/hr・対侵食期間1~10年)、施工直後から表層侵食低減効果を発揮します。

 - [2/5]

植生基材吹付工t=3㎝(草地型緑化)
公園工事

 - [3/5]

植生基材吹付工t=3㎝(草地型緑化)
農道工事

 - [4/5]

植生基材吹付工t=3・5・7㎝(低木林型緑化)
自動車専用道路

 - [5/5]

植生基材吹付工t=5㎝(低木林型緑化)
林道開設工事