簡易吹付法枠工:ソイルクリート工法

◆工法の概要

「コスト縮減・環境保全を実現」

NETIS登録番号 CB-980023-V

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ソイルクリート工法 (ダイザタイプR)
農道災害復旧工事

 吹付のり枠工法の中でも複雑な型枠を使用しない簡易吹付のり枠工法です。

 従来工法に比べ、コスト削減・工期短縮・景観保全等において、優れた効果を発揮します。 組立枠ガッテンダーおよびダイザーにより鉄筋が適正な位置に保持でき、且つ正確な断面形状が確保されます。 また、吹付モルタルの補強材としてアラミド繊維「NAF-6」を配合することで、法枠の整形性が向上するととともに、クラックの発生が抑制され、品質の高いのり枠が形成できます。

◆特 徴

ソイルクリート工法 (欠円形状イメージ)

ソイルクリート工法 (欠円形状イメージ)

【力学的特性等】
 ⇒枠は縦横に連続しているため、地山表層の剥落に対して抵抗力を持っています。 (Mタイプ・ダイザタイプ)
 ⇒吹付により枠を造成するため、地山密着性が高く、欠円状の枠は排水性に優れます。

【施工性の向上】
 ⇒簡易な組立枠の使用により地山ならしが不要なうえ、資材が軽量で設置も容易なことから施工性に優れています。

【コスト縮減】
 ⇒簡易な組立枠(ガッテンダー・ダイザー)を使用するなどシンプルな構造で、経済性に優れています。

【条件に合ったタイプ選択が可能】
 ⇒ソイルクリート工法は、Aタイプ、Mタイプ、ダイザタイプ、ダイザタイプR(抑止工として鉄筋挿入工との併用)の4タイプから成り、崩壊や変状規模、地山条件により選択が可能です。

◆構造概要図

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◆施工手順

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◆施行例

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ソイルクリート工法枠内モルタル吹付工
草刈り等維持管理の軽減

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ソイルクリート工法枠内植生基材吹付工
小規模崩壊地復旧工事(民家裏)

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ソイルクリート工法 (ダイザタイプR)
農道災害復旧工事

詳細情報